TypeScriptとは
簡単にいえば、現在使われているJavaScriptにJavaScript次期仕様に含まれる最新の機能、そして型システムを加えたものがTypeScriptです。
この記事ではTypeScriptを実行する環境の作り方を紹介します。
nvmのインストール
TypeScriptのインストールにはNode.js環境が必須です。
Node.jsは今後様々な場面で使うので、バージョンマネージャーを入れてバージョンを管理しておきましょう。
補足: ここではWindows向けにnodist, Mac向けにnvmを紹介していますが、類似のバージョンマネージャーは他にも沢山あるので自分に合ったものがあればそちらを使いましょう。
Windowsでのインストール方法
Windowsのバージョンマネージャーにはnodistを使います。
nodistのインストールは以下のサイトを参考にやって下さい。
$ nodist 4.1.2 // Node.js v4.1.2をインストール
$ node -v // v4.1.2
Macでのインストール方法
Macのバージョンマネージャーにはnvmを使います。
nvmのインストールは以下のサイトを参考にやって下さい。
$ nvm install 4.1.2 // Node.js v4.1.2をインストール $ nvm use 4.1.2 // nodeコマンドでv4.1.2を使うように設定 $ nvm alias default 4.1.2 // ターミナル再起動時にも設定を維持 $ node -v // v4.1.2
typescriptのインストール
typescriptはnpm(JavaScriptのパッケージマネージャー)のリポジトリで公開されていますので、npmコマンドを使って導入します。
npmについては以下のサイトを参考に。
- Node.js のパッケージ管理ツール npm の作り方と package.json の使い方 | phiary
- npmの基本的な使い方まとめ - うなの日記
- Node.js - npmコマンドの使い方 - Qiita
npmはNode.jsインストール時にデフォルトで入れられているのでそのままコマンドを叩くだけでOKです。
$ npm install -g typescript // TypeScriptをグローバルインストール $ tsc -v // Version 1.0.3.0
これでtscコマンドが使えるようになりました。
お疲れ様でした。